新型コロナ感染が増えています

滋賀県守山市、小児科・耳鼻咽喉科のきどわき医院です。

9月に入りましたがまだまだ暑い日が続きますね。

2023年5月8日から新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行しました。それに伴い、学校に通っている人以外は行動制限がなくなり、全数把握は行われなくなりました。

それ以前は毎日のようにニュースで1日の新規感染者数が発表されていましたが、最近はニュースでコロナ感染そのものの話題をみかけることが少なくなりました。

その影響もあるのでしょうか、発熱して受診される方の中には「今もコロナがはやっているんですか」と驚かれる方が少なからずいらっしゃいます。

当院の診療状況はといいますと、年明けの1月いっぱいで第8波が過ぎた後はおおむね新規感染の方は少なかったのですが、夏休みに入りぐっと感染者数が増えてきました(小児科があるため子供の患者さんが多い当院の特徴もあるかもしれません)。

そして8月にはさらに感染者数が増えています。

日本全国の感染状況

国立感染症研究所のホームページによると、新型コロナが5類に移行してからの定点医療機関あたりの患者数は次のようになっています。

5類感染症になって以降、感染しても行動制限がなくなったため、症状があっても以前より医療機関に受診される方は少なくなっています。また、「濃厚接触者」も特定する必要がなくなりましたので、症状がなくても感染をしている人もあわせると、実際の患者数はさらに多いと考えられます。

入院患者数はどうでしょうか

そこで、新型コロナでの入院患者数の推移をみてみましょう。入院となった方は今でも全例報告することになっていますので、入院患者数は5類になる前と後で並べて比べることができます。

8月入って少し頭打ちになっている印象ですが、第8波に迫る勢いで増加しています。

実は当院で新型コロナウイルスと診断した方の人数の推移をみますと、上のグラフとほぼ同じ傾向がみてとれます。

新型コロナウイルスはインフルエンザのように、徐々に日常に溶け込んで傍にある感染症になってきました。

ただ、感染する方が増えるとそれと同じく入院する方も増えます。重症化するのは年配の方や持病のある方がほとんどです。

以前のように厳格な隔離や大切なイベントを一斉に中止する必要はないかもしれませんが、感染者が増えてきている時期は「感染しない・感染したら拡げない」ことを心がけたいものです。