スギ花粉症のシーズンを迎えました

滋賀県守山市、小児科・耳鼻咽喉科のきどわき医院です。

1月下旬に最強寒波が到来し数日間大雪となりましたが、立春を過ぎて2週間ほどで暖かくなってきました。

スギは1月以降の気温が高いほど花粉の飛散時期が早まる傾向があり、1月1日からの最高気温を足した積算気温が、おおよそ400℃になると花粉の飛散が始まると言われています。

日本気象協会が発表した花粉飛散予測第4報を掲載します。

日本気象協会webサイト tenki.jpより転載

昨年12月に予報された第1報では、滋賀県は例年に比べ「やや多い」、昨年に比べ「多い」と予測されていました(過去のブログ「春の花粉症予測」もぜひ参照してくださいね)。第4報では、例年比は変わらなかったものの昨年と比べ「非常に多い」に上方修正されてしまいました。

今後1週間の守山市の花粉症予測は以下の通りです。

日本気象協会 tenki.jpから転載

暖かくなって花粉がよく飛ぶ予報となっています。

当院にも花粉症症状が出始めた方が多く受診されるようになってきました。花粉症は軽症のうちに治療を開始すると重症化を防ぎ、シーズンを通して症状を抑えやすくなります。早めの治療をお勧めします。

また、6月から12月の間にスギの舌下免疫療法を行うと次のシーズンの症状を抑えることが期待できます。詳しくは当院小児科・アレルギー科にご相談ください。