春の花粉症予測

2023年花粉症予測第一報が発表されました

滋賀県守山市、小児科・耳鼻咽喉科のきどわき医院です。

2023年春のスギ・ヒノキ花粉症予測が日本気象協会から発表されました。

滋賀県は例年に比べ「やや多い」、昨年に比べ「多い」と予測されています。

日本気象協会の情報サイト「tenki.jp」より転載

花粉飛散量の予測はどうやってしているのでしょう

花粉は前年の夏に作られます。一般的に気温が高く、日照時間が長く、雨が少ない夏は花芽が多く作られ、翌春の花粉が多いとされています。

加えて、前年の花粉量が少ないと、スギの木にエネルギーが蓄えられて次の年により多くの花粉を作られるようになります。

2022年の滋賀県の夏は気温が高い日が多く雨が少なく、昨年のスギ花粉飛散量は例年に比べ少なかったので、このような予測となっています。

早めの花粉症対策を

花粉は気温が温かくなってから飛び始めます。近畿地方の春の花粉症シーズンは、例年2月下旬にスギ花粉が飛び始め、4月下旬にヒノキ花粉症が始まり5月のゴールデンウイーク明けまで続きます。

花粉症は、症状が出始める直前、もしくは症状が出てすぐに治療を開始することで重症化を防ぐことができます。また、症状を抑える治療だけでなく、当院でも行っている「舌下免疫療法」はスギのアレルギー反応そのものを起こしにくくなるように体質改善することで根本治療を行うことができます。

本格的な花粉症シーズン到来までに対策を行いたい方はご相談ください。