「太っていないのに、いびきがひどいのはどうして？」

滋賀県守山市、小児科・耳鼻咽喉科のきどわき医院です。

睡眠時無呼吸症候群というと、体重が増えてのどが狭くなり夜に息が止まるというイメージを持たれることが多いと思いますが、実は意外なことにやせ型のアジア人にもみられます。

その理由は欧米の方に比べて顔の前後径が小さく、やせていても骨格の問題で息の通り道が狭い方が多いためです。このタイプの睡眠時無呼吸症候群の方は、年齢とともに就寝中の舌や咽頭の筋肉の緊張が弱くなり、徐々にいびきが顕著になってくることが多く、ダイエットで症状を解消することができません。手術やCPAP療法など何らかの治療が必要になります。

特に体形は太っていないのにいびきや夜間の無呼吸がご心配の方も、お気軽にご相談ください。

睡眠時無呼吸症候群の診断や治療についてはこちらのページもご参照ください。