学会に参加してきました

滋賀県守山市、小児科・耳鼻咽喉科のきどわき医院です。

2月10日、11日に東京で第10回小児診療多職種研究会が開催されました。当院からは副院長と看護師が参加してきました。(院長もぜひ参加したかったのですが、休日診療所でのお仕事と重なり参加がかないませんでした。残念です。)

その会の名前の通り、医師、看護師だけでなく、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士など、こどもの医療・介護にかかわる医療従事者や福祉関係者が一堂に会する研究会でした。

当院からはこどもの難聴に関しての演題を発表してきました。

実はこどもの診療・福祉体制は地域ごとにかなり違いがあります。そのため、同じ疾患でもこちらの県では充実したサポートが受けられるのに、あちらの県では相談窓口さえはっきりしないということがままあります。特に四国地方には小児に特化した言語聴覚士の方が多いのに驚きました。

職種や地域は違っても、お子さんの健やかな育ちを願う気持ちは一つです。今回この研究会に参加したことで、日本中の多職種の方と意見交換ができ多くの知見を得ることができました。

地域に根差した小児科、耳鼻咽喉科医院として、今回の経験をすこしでも患者さんに還元していきたいと気持ちを新たにすることができました。