首のしこり

頚部リンパ節の腫脹・腫瘍性病変

頚部リンパ節の腫脹・腫瘍性病変

リンパ節は様々な部位にありますが、頭頸部リンパ節の組織に炎症が起きたり、腫瘍が生じることで腫れることがあります。
血液検査や超音波検査を行い、炎症による腫れであれば、原因にもよりますが通常数週間で自然に腫れは引いてきます。腫れがひどいときは消炎鎮痛剤を使用し、細菌感染が疑われるときは抗生剤を服用します。
腫瘍や癌の転移が疑われる場合は、原因となる癌がないかを調べるため、のどの内視鏡検査を行います。ご病状に応じて速やかに提携医療機関にご紹介いたします。

唾液腺腫瘍

唾液を作る耳下腺や顎下腺にも腫瘍が生じることがあります。首の超音波検査で唾液線腫瘍がみつかり、手術加療を希望される場合はご病状に応じて提携医療機関にご紹介いたします。

甲状腺腫瘍

甲状腺は気管の前にある蝶々の形をした臓器で、甲状腺ホルモンを作っています。腫瘍ができたり炎症が起きて甲状腺自体が腫れると、喉の辺りが腫れて気づかれたり、健康診断で指摘されることがあります。甲状腺腫瘍にも良性と悪性があり、良性の場合は変化がないか定期的に経過観察を行います。良性腫瘍でも大きな腫瘍の場合や、悪性腫瘍の場合は手術適応となることがあります。ご病状に応じて提携医療機関にご紹介いたします。